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狭い賃貸住宅でも快適に暮らす方法

賃貸物件を探すときに譲れないもの

新しいお部屋や家などを探す時、まずは頭の中で自分の理想を並べてみると思います。その項目は「最寄駅」「家賃」「間取り」などをはじめ、「最寄駅までの距離」や「築年数」なども重要視するはずです。その上で情報誌や不動産屋さんの店頭などを見ることによりある程度は選択肢が絞られてくるでしょう。でもすべて理想通りの賃貸物件に巡り合うのは簡単なことではなく、結局決めかねているうちに焦って決めたところが不満だらけ・・・こういうことがよくあります。

最初から妥協しましょうとは言いませんが、新しい部屋を探す時には、どうしても譲れない条件以外は少し甘めに設定しておいたほうが結果的に良い物件に巡り合えることが少なくありません。以前、自分が物件を探している時、人気沿線の住宅街で最寄駅から徒歩7分の木造アパートがありました。仕事の関係でどうしてもそのあたりに住む必要があり、それだけは譲れない条件でした。高級マンションが並ぶその地域では予算を完全にオーバー。しかしそのアパートは築25年ということで殆どの人からスルーされていました。しかし実際に見に行ってみると、内装は綺麗にリフォームされ、新しい畳の匂いが心地よく、ユニットバスではない代わりに、昔ながらの追い炊きの出来るお風呂がついていました。

すべて理想通りの物件を探すのではなく、譲れない部分以外は広い目をもって探すことで、意外と掘り出し物に巡り合えるかもしれません。